なぜ転職エージェントが増えたのですか？
理由は単純で、
求職者側と、採用側の双方で、転職エージェントに活用が多くなったため。
この流れは、2013年現在でも進行中で、もはや一過性のブームとは呼べない状況です。
以前まで、公開型の求人サイトやハローワークでだけ、求人情報を公開してた企業が、ここ数年で転職エージェントにだけ求人情報を公開するパターンがかなり増えてきてます。
人材業界はマッチングビジネスなので、求職側、採用側の双方の母数が増えない事にはなかなか良いサービスとして成立しません。属に言うネットワーク効果です。ネットワーク効果とは、ヤフオクなどを例にすると分かりやすいのですが、買う側と売る側の双方の母数が多くないと魅力的な商品は集まりませんよね。これと同じで人材紹介（転職エージェント）市場も２０１０年頃からティッピング・ポイントを超えた状態になりつつあり、求職者と採用側の数が一般的と呼べる水準にまで母数が増えてきてます。
なぜ、
転職エージェント活用が激増してるのが、主な要因を見てみましょう。
【採用企業が増えた理由】
１，企業が求めてる人材を効率的に採用する事ができる。一般転職サイトの場合応募総数は多いものの採用条件に満たない方からの応募が多数入ってしまい、人事や採用担当側の手間が莫大になります。（応募者への断りの対応は想像以上に骨が折れる作業です。）
求めるスペックの人材を効率的に紹介してくれる転職エージェントを使えば、ほぼ求めてる人材とだけで面接できるので、効率的に採用活動を実施できる。転職エージェントが普及した主な理由はこれ。求めてるスペックの方とだけ効率的に面接をしたいため。）
鶏が先か卵が先かの水かけ論になってしまいますが、求職者、採用側のどちらの数が増えたから一般的になったのではなくて、両方が同時並行的に増えたため一般的になった印象です。
良い求人情報が集まる ＝ 良い求職者が集まる
逆もまたしか。上記のような正のスパイラルが生まれてるため、転職エージェントの活用がますます一般的になってきてます。
2013年現在、転職エージェントを使わないで転職活動を進めてしまうのは、非常に勿体無いです。
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